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玄米食とマクロビオティック

玄米食といえば、マクロビオティック (Macrobiotic) という言葉があります。これは、単に玄米を食べることを信奉しているんではなく、麦・玄米などの精白していない穀物や、雑穀、そして、近隣で採れた旬の野菜を中心とした食生活法を実践することが環境とカラダに優しい効果をもたらし、健康と長寿を得ることが出来るとする思想です。



マクロビオティック(Macrobiotic)は、語源は古代ギリシャ語の「マクロビオス」とされていて、「健康による長寿」「偉大な生命」などといった意味があり、18世紀にドイツのクリストフ・ヴィルヘルム・フーフェラントが長寿法という意味合いで使いはじめたとされています。



そのマクロビオティック(Macrobiotic)に、現在のように伝統的な日本食を基礎とした食生活法をするという意味を持たせたのは、桜沢如一という日本人です。彼が、第二次世界大戦前後に、自ら考案した食生活法や食事療法の名称としてマクロビオティックを広めたもので、現在では専ら世界的にも、この意味で用いられているといえます。



桜沢如一によるマクロビオティックの運動のはじまりとしては、1928年に桜沢如一が行った講習会であるとされています。マクロビオティックは、初期の頃から、多くの疾病が、欧米風の動物性食物の多い食事に起因するとし、さらには、食肉を得るための多大なエネルギーの浪費や環境汚染、非効率的な消費や病気の増加による経済的な損失を批判してきました。



マクロビオティックの、これらの主張が、広く受け入れられていることで、マクロビオティックが、日本国内にとどまらず、世界各地に広がっている理由のひとつといえます。そのため、マクロビオティックはベジタリアニズムの一種とされることもあります。また、マクロビオティックを実践している人のことを、マクロビアンと呼ぶこともあります。



現在ではさまざまな分派が存在し、例えば、肉食を一切否定する派もあれば、少量であれば是認する派もあるというように、基本は、桜沢如一に端を発した食に関する哲学や独自の宇宙感に関してほぼ同じ考えを保っていても、派ごとに異なるところがあるようです。

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