もちろん、洗米することでヌカは流れ落ちますが、白米と比べると残留農薬のリスクは高いといえます。できれば自然栽培、有機栽培されたものを選びたいところです。
また、フィチン酸は、玄米の栄養成分のひとつで、抗ガン作用を期待されてもいますが、一方でカルシウム・リンなどのミネラルの吸収を妨げます。そのため、玄米を食べる時には、カルシウムやミネラル豊富な海藻、野菜を積極的に摂ることが重要です。骨折中や、高齢者、育ち盛りのお子様の摂取には十分な注意が必要となります。
玄米は食物繊維が多いのが特徴ですが、そのため、消化に時間がかかるので、よく咀嚼(そしゃく)することが必要となります。そして、食物繊維は消化されず、便となり出てきますが、その際胃腸の粘膜を傷つけることもあると、警告する専門家もいます。病後や療養中の方、胃腸の特に弱い方は摂取するにあたり特に注意が必要と思われます。
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